絵本
寝る前にお布団の中で絵本を読むようになったのは、息子が3歳になってからでした。
なんと離乳を完了したのが二歳半。もちろん離乳食も食べていましたが、何かにつけて
「おっぱい、おっぱい」。何度か離乳を試みましたが、この世の終わりのようにあまりにも
泣き叫ぶので、「泣かせている」と思うと私にもストレスになり「そこまでしなくてもいっ
か」と自然に任せておりました。
そのうちだんだん「あら。今日寝るときおっぱいいらなかったね」という日が続き、自然と
離れていきました。
それまで「おっぱい=寝る」だったのに「おっぱい」がなくなるとなんだか物足りない気分
になり、最初は私が持ってきたのか、息子が持ってきたのか忘れてしまいましたが、お布団
に入ってから絵本を読むようになりました。
だいたい読むものは決まっていますが、最近は寝る前になると「何の絵本読むの〜。選んで
おいで〜」というと、自分で絵本を選んでお布団へ直行するようになりました。
結構、内容を理解していて、幼稚園で読んでもらった本のことも、話してくれるようになり
ました。
「きょうはね〜、きつね。てぶくろのおはなし。てぶくろ買うときね〜、にんげんの手
じゃなくって、まちがってキツネの手をだしちゃうの」とか
「きょうはね〜、おばあちゃんがオバケにおいかけられるの」(私:???何の話?)
「スズメ。おばあちゃんはオバケにおいかけられて、おじいちゃんは宝物」
(私:「したきりすずめ」かあ〜。納得)
とても楽しそうに話すので、息子がどういうふうに物語をとらえているのか、何が印象的だ
ったのか、ちょっと分かってとても面白い。
絵本を読んだ後、「おやすみ」と電気を消すと「コアラして〜」と聞こえてくる。
やさしく抱きしめると満面の笑みをうかべて寝てしまうこともあり、私も幸せな気分に
なります。
いろいろ大変なこともありますが、その一瞬ですべてが帳消しになることもあるんだなあ
と思いました。
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